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FM Towns: Free Software Collection 9
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Text File
|
1994-11-16
|
5KB
|
113 lines
※──────────────────────────────※
※ ※
│ 特殊テキストビュワー Wings │
│ │
│ Created By しんしん │
※ ※
※──────────────────────────────※
このテキストビュワー(ページャー)はおもにアセンブラソースの
様な比較的 1行の文字数が少ないテキストを見るために作られたも
ので,テキストを52または60*80行で表示します。また,普通のテ
キストも見れるように横スクロ~ルさせることで表示領域を補う80
文字表示機能も持っています。
画面の左半分に最初の40行を右半分に残りの40行を表示します。
操作形態は秘密のBOOKなどの猫の手スクロ~ルを採用していま
す。
1 起動
プログラムは,アセンブラで書かれたものとC言語で書かれたものものが
ありますので,好きな方を使ってください。ファイル名はそれぞれWings.
exp Wings2.expとなっています。
このプログラムはまず12ドットフォントデータを読み込みます,Towns_OS
のCDに\SYSINIT\SYSTEM.FNTというファイル名で入っています。
まず,パラメータに何も与えずにプログラムを立ち上げると
D:\SYSINIT\SYSTEM.FNT
E:\SYSINIT\SYSTEM.FNT
P:\SYSINIT\SYSTEM.FNT
Q:\SYSINIT\SYSTEM.FNT
の順でフォントファイルを探します。OSをCD-ROMから立ち上げている人は
必ずTowns_OSのCDをセットしておいてください。
また,パラメータにフルパスで指定しておくとそこから読み込みます。
2 使い方
マウスを左クリックしたまま上下に持っていくとスクロ~ルします。また,
途中で放すと 4段階のスピードで自動スクロ~ルします。
メニューは右クリックで開きます。
┌─ 読み込み
│
├─ 移 動 ─┬─ 先頭行
│ ├─ 登録 5箇所まで
│ ├─ 最終行
│ └─ クリア
│
├─ 書 式 ─┬─ タブ 4/8を選択可能
│ │
│ ├─ 改行表示 する/しないを選択可能
│ │
│ ├─ 表示表域 640/736を選択可能
│ │ 画面の表示域を 736にすると 1行60文字に
│ │ 広がりますが,文字がさらに小さく,純正
│ │ 以外のディスプレイでは画面の端が歪むか
│ │ もしれません。#define HDE 886の値を±
│ │ 10ぐらいの範囲で変えてやるとうまくいく
│ │ かもしれません。
│ │
│ └─ 80行表示 しない/するを選択可能
│ 80行表示の時は画面に収まり切らないので
│ マウスを両端に持っていき横スクロ~ルさ
│ せます。
│
├─ 色設定 ─┬─ 春 型
│ ├─ 夏 型
│ ├─ 秋 型
│ ├─ 冬 型
│ └─ ノーマル
│
├─ 情 報 ファイル名,現在行,全行数を表示します。
│
└─ 終 了
3 仕様
1行が53または61文字以上のときは,53または61文字目で改行するのでは
なく,それ以降を表示せず,81文字以上の場合は81文字目からまた表示し
ます。
第2水準漢字は,イメージデータとして持っていないため■で表示されま
す。
アセンブラで書かれた方が動きがスムーズで,より大きなファイルを読み
込め, 動作が安定していますがTBIOSを呼び出さないのでサイドワークは
使えません。また,高速モードで動かすとたぶんマウスが飛ぶと思います
ので,その時は,マウス移動量読み取りルーチンのウェイトを適切な値に
変更しアセンブルし直す必要があると思います。
4 謝辞
文字色設定の部分はMIYAZAKI氏のプログラムを参考にさせていただきまし
た,SJISから JISへの変換は同氏のプログラムをそのまま使わせてもらっ
ています。また,アセンブラの割り込み処理の部分は木村文彦氏のプログ
ラムソ-ス Din.asmを参考にさせていただきました。
5 最後に
ソースを付けておきますので改良,改造好きなようにしてください。
あとスクロ~ルバーと検索機能を付けたかったのですが時間がありません
でした。
しんしん(進藤 賢作)